【フィルム作例】おすすめカラーネガフィルム7選 特徴と作例紹介 ~Kodak編~
Kodakの人気フィルムを紹介
Kodak とはアメリカに本社を置く写真用品メーカーであり、世界で初めてロールフィルムやカラーネガフィルムを発売した会社です。プロカメラマンにも愛好者が多い PORTRA シリーズに始まり、人気のフィルムを製造しており、FUJIFILM と同様に世界的に有名なフィルムメーカーです。
フィルムは現像からデータ化、プリントをするまで写りが確認できないからこそ、どんなフィルムを選ぶべきか「選び方が分からない!」と悩まれる方も多いと思います。本記事では、Kodak から発売されている代表的なフィルムについて、その特徴と作例をご紹介します。購入時の参考になれば幸いです。
なお、Kodak フィルム以外は下記ページにて紹介してます。ぜひ、こちらもご参考ください。
Ekter 100
“世界最高の粒状性を持つカラーネガフィルム” と銘打つ Kodak のフィルム。
ISO 100 のなめらかさで、高倍率の引き伸ばしや高解像度でのスキャニングに最適とされています。
写りの特徴は、鮮やかな彩度でコントラスは強め、全体的にパキッとした仕上がりになります。特に赤の発色がきれいです。
—特徴
- 非常になめらかでクリアな写り
- コントラスト強めのパキッとした写り
- 赤の発色がきれい
- 引き伸ばしや高解像度でのスキャニングに最適
ULTRAMAX400
Kodak から一般用フィルムとして発売されている “ULTRAMAX 400” 。
ISO 400 のため、屋外はもちろん、曇天や明るめの室内まで適用範囲が広く汎用性が高いフィルムです。
色味の特徴は、パッケージにも採用されている青。
青空を写すと特徴的な青みがしっかり発色されます。またシャドウにもほんのり青がのります。
—特徴
- 彩度やコントラストはやや強め
- 特徴的な青の発色
- 比較的低価格で手に入りやすい
- ISO 400の若干のざらざら感あり
GOLD 200
ISO 200 の 35mm カラーネガフィルムです。
Kodak フィルムの中でも、暖色傾向が強く暖かな色合いに仕上がります。
Kodak らしい黄色味を楽しみたい方にピッタリのフィルムです。
また、ややくすみのあるフィルムらしい写りで、日常風景でも味わいのある写真に仕上がります。比較的安価なので、気軽にフィルムを楽しみたい方にオススメです。
—特徴
- ポートレートや風景などシーンを問わず使える
- Kodak らしい暖色系の色味
- 比較的安価
ColorPlus 200
ISO感度 200 の一般用フィルムとして発売されている”Color Plus 200″
元々、GOLD 200 と同等製品として発展途上国向けに低コストで生産されたフィルムです。その為、写りはGOLD 200 ととてもよく似ており、暖色系の仕上がりです。
また価格も GOLD 200 と同様に比較的安価に手に入るので、フィルムを始めたばかりの方や気軽に楽しみたい方にオススメです。
—特徴
- ポートレートや風景などシーンを問わず使える
- GOLD 200 とよく似た暖色系の色味
- 比較的手に入りやすい価格
PORTRA 400
言わずと知れた大人気商品で、数多くのプロカメラマンやフィルム愛好家から支持されているフィルムです。
“PORTRA” (ポートラ)の名前は “Portrait” (ポートレート) から由来し、美しく自然な肌色を再現するフィルムとされています。ポートレートやファッション写真、または旅行やアウトドアなど動きのある撮影やライティングコントロールが効かない環境下でも十分に対応可能です。
色味は暖色傾向。
しかし、他の Kodak フィルムと比較するとイエローの主張は強くなく、ブルーが爽やかに発色するため透明感のある仕上がりになります。また、光の描写が美しく、柔らかく包み込むような写りが特徴的です。
—特徴
- 鮮やかな発色ながら柔らかい印象に仕上がる
- 全体的には暖色傾向だが、Kodak フィルムの中ではやや青みが出る
- 人肌の描写がなめらか
- ISO400 の様々な環境下で適用できる万能フィルム
PORTRA160
PORTRA 400 と同様に Kodak を代表する人気フィルム。
ISO感度160 ならではの、”圧倒的ななめらかさ” が特徴的なフィルムです。
ポートレートでは美しい肌色を、風景撮影ではクリアな描写が実現できます。
また、色味は PORTRA400 と比べると少し青みが強い印象です。
全体的に彩度は抑え気味で、柔らかな仕上がります。
—特徴
- 圧倒的ななめらかさ
- PORTRA 400 よりも少し青みがでる
- 引き伸ばしプリントにも最適
ProImage 100
プロフェッショナル向けフィルムとして発売されている ProImage 100。
他のプロフェッショナル向けフィルムと比べて、比較的安価に入手することできます。
Kodak らしく肌色がなめらかに描写され、ポートレートや日常写真に最適なフィルムです。また、高温多湿な環境でも室温で保管できるよう作成されていますので、保管時の心配が少ないのは嬉しいポイントです。
彩度やコントラストは落ち着いていて、全体的に優しいトーンで描写されます。
—特徴
- ポートレートや日常写真向け
- 比較的安価に入手できる
- 彩度やコントラストは落ち着いている
- 全体的に優しいトーン
- フィルムの保管がしやすい
最後に
フィルムの写りは使用するカメラやレンズによって違いが生まれます。
また、プリントやデータ化をする際に補正をかけるのであれば、色味も変化します。
同じフィルムを違うカメラやレンズで使って比較してみるのも、楽しみの一つだと思います。
新宿 北村写真機店では、1階にてフィルムの販売をしています。上記で紹介した Kodak はもちろん、その他メーカーのフィルムも多種ご用意がございます。
富士フイルムのフイルム作例はこちら
MARIX フィルムの作例はこちら
また、フィルムの現像、プリント、データ化を最短当日で受け付けています。※
フィルム撮影後は、ぜひ当店にお持ち込みください。
当店の公式 Instagram でもフィルムの作例を投稿しております。購入時の参考にぜひご覧ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
【フィルム作例】富士フイルムのおすすめカラーネガフィルム 4種類の特徴と作例紹介
本記事では、富士フイルムから発売されている代表的なフィルムの特徴と作例を紹介いたします。ぜひご購入時の参考にしてください。
シネマフィルム”MARIX”の販売中です
カメラのキタムラの旗艦店 新宿 北村写真機店では、映画フィルムならではの写りをお楽しみいただける135mmカラーネガフィルム"MARIX"を販売中です。 人気のシネマフィルム販売してます!
MARIXの新しいカラーネガフィルム『MARIX aircolor 100』。社長が語る製造秘話と一度使うと”また使いたくなってしまう”3つの特徴とは
カメラのキタムラポータルサイト『ShaSha』より転載
※フィルムの種類により、数週間お時間をいただくものもございます。
※店内混雑状況や受付時間により当日お渡しが難しい場合もございます。