“なにがし”レリーズボタンのお取り扱いを始めました
真鍮削り出し。職人の手作りによる逸品のレリーズボタン
突然ですが、皆さまはレリーズボタンを使っていますか?
レリーズボタンは、レリーズケーブルを繋げるためにネジ穴がついているシャッターボタンへ取り付けられるボタンのことです。
かつては多くの機種に採用されていた機構ですが、近年ではレリーズケーブルがねじ込み式からUSB接続やが赤外線、Bluetoothといった無線のタイプに対応したことから、シャッターボタンのネジ穴をなくした機種も多くなっています。
しかし、レリーズボタンは取り付けることでシャッターボタンの面積が増え、個人差はあるものの指が置きやすくなり撮影がしやすくなるメリットがあります。
“なにがし“のレリーズボタンは素材に真鍮を使用し、一つ一つ職人による手作りで作成しているため、完成度も非常に高い仕上がりとなっています。
デザイナー山崎義樹(Designノyamazakiyoshiki)が立ち上げた、各地の手工業メーカーと共同で作り上げるプライベートな生活道具ブランドです。
『なにがし』という言葉の意味のよう、手工業ゆえに大量生産は出来ず、『なにがし』という言葉の意味のよう、物事や場所に捉われることなく、常日頃、生活の片隅に寄り添えるような生活道具を作り続けていきます。
なにがしHPより引用
「手作りで作っているため大量生産できず」とある通り、取り扱いしている店舗は多くありません。しかし、新宿 北村写真機店では、特別に販売の許可を頂き6Fライカ/ヴィンテージサロンにて販売しております。
なにがしレリーズボタンの特徴
なにがしレリーズボタンの特徴
ボタン上部は緩やかに凹んだ曲面になっているため自然と指が収まり、シャッターボタンを力まず、優しく押せるフィーリングになります。
ボタン側面にはローレット加工が施されているので、取り付けやすくなっています。ボタンとカメラの間に取り付ける”O”リングも付属しているため、ネジが緩み外れにくいのも安心です。
2種のサイズ。3色のカラーバリエーション
高品位なレリーズボタンは、厚みのあるLサイズとシャープなSサイズの2種。カラーバリエーションは3色をご用意しております。
着色も一つ一つ職人が手作業で施しているため、色ムラがある場合もありますが味としてお楽しみください。
Lサイズ
厚みがあるので真鍮の存在感があり、カメラに対して手の大きい方はシャッターボタンへの指の収まりがよくなります。
Sサイズ
シャープな印象で、特にライカM型への収まりが良く、カメラのシャッターを切る感覚がより伝わります。
素地仕上げ
クリアなどを施さない素地仕上げは、使い込むうちに真鍮の色味が変化、写真を撮るたびに落ち着いた表情に成長していきます。
緑青が出てくる場合がございますが、人体に問題ありませんので安心してお使いください。
黒仕上げ
黒染め酸化処理を施した着色です。塗装の真っ黒な雰囲気とは違い、しっかりと金属感が残された仕上げになっています。傷がついたりすると、下地の真鍮が見えてくるので、同じく真鍮で作られているブラックペイントのカメラとの相性がとても良いです。
銀仕上げ
銀は、金属粉を混ぜた漆を焼き付けて仕上げています。シルバーボディーに埋もれてしまわないよう、あえてムラのある表情に仕上げています。そのためシルバーボディとも相性が非常に良い仕上がりです。
ホットシューカバーも取り扱いしています
レリーズボタンと同色のホットシューカバーもお取り扱いをしています。もちろん真鍮製で作られた高品位な仕上がりなので、レリーズボタンと色を揃えるも良し、あえて別の色を選ぶも良しの逸品です。
6Fライカヴィンテージサロンで販売しております
なにがし製品は当店6Fライカヴィンテージサロンで販売しております。お持ちのカメラに合うサイズや色のご相談はもちろん、ライカの知識を豊富に持つコンシェルジュがライカのカメラやレンズのご案内いたします。